社会保険労務士法人つむぎ
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仕事とプライベートについて

2023.03.15社会保険労務士 川端努

仕事にプラベートを持ち込むなとはいうけれど・・・

しっかり仕事をするためには、
私情を持ち込まず仕事に集中しないといけないのですが、
実際のところ、家族が病気だとか介護だとか、子供の受験だとか送り迎えとか、
嫁姑問題とか夫婦喧嘩や兄弟喧嘩等の状況によって、
仕事に影響が出ないわけがありません。

身を以て思いましたが、
家族のこと等プライベートなことも話せる環境は大事だと思います。

「相談できる人がいる」・・・大切なことですね。

今はパワーハラスメントも定義付けされて「個の侵害」というカテゴリがあります。
過度にプライベートに立ち入るなということですが、
職場で家族のことを相談できる環境があるのとないのとで全然違ってくるような気もします。

雇用している従業員には家族が居て、
その家族の状況によっては本人のパフォーマンスに大きな影響が出ます。

その家族の状況を知っておけば周りも配慮できます。

その家族の状況を知ってもらっていて、
本人が普段から周りに配慮していれば
大変なときに協力してもらえると思います。

そういえば
二宮金次郎が歩きながら読んでいる本は「大学」という書物です。

「大学」は、古来
「徳を身につけようとする人が最初に読むべき本」
と言われています。

その一節に

身修まりてのち家斉う
家斉いてのち国治まる
国治りてのち天下平かなり

自分の身がよく修まると一家はよく和やかに調和する。
一家がよく調和すれば、一国がよく治まる。
そうして一国が治まることによって天下は自ら平安となり、
個々人の明徳も明らかになる

という意味です。

家族を含めたプライベートが上手くいっていないと
会社でのパフォーマンスが下がり
社会にも悪影響がでる。

逆に家庭が上手くいっていると
会社でのパフォーマンスが上がり
そんな会社が社会へ良い影響を与えることができる。

家庭が上手くいくためには
自分の身をよく修めないといけないというのが結論です。

日々、身を修めるために
自分の行ないを正しくし、
良心に恥じることのないよう努めていきたいと思います。

この記事を書いた人

社会保険労務士法人つむぎ

社会保険労務士 川端努

2003年個人事務所開設から、2020年社会保険労務士法人を設立し、新たなスタートを踏み出しました。
お客様から頼りにされることをやりがいとし、常に丁寧に業務を行うよう心掛けてきました。
現在は、労務監査を積極的に提案し、お客様の将来を見据えたサポートを目指して、スタッフとともに成長できるよう奮闘中です!

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