社会保険労務士法人つむぎ
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未来へつむぐTo the FUTURE

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五事を正す

2022.09.16社会保険労務士 川端努

会社の労務問題は、
もちろん法律をベースにしつつも
相手によって対応が異なることも多いです。

十人十色とはよくいったものですね。

そんなときに思い出すのが

「問題を理屈で割っていっても感情という余りがある。
 それにどう対応するかが大切だ。」

という私の尊敬する方から教えて頂いた言葉です。

問題を法律という理屈で整理していっても、
個人的な感情がネックになることが多いです。

最終的にはそんな感情にどう対応するかが
重要だということです。

感情が左右されるのは
信頼関係」だと思います。

労使に「信頼関係」があれば
ネガティブな感情で衝突することもなくなります。

その「信頼関係」はどうすればできるのか?

近江聖人 中江藤樹の教えに「五事を正す」というものがあります。

貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)を気をつける雰囲気が広がると
他人を思いやる風土ができ、信頼関係も育まれてくると思います。

貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)とは

貌=心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接しましょう。

言=温かく思いやりのあることばで相手に話かけましょう。

視=心をこめて温かいまなざしで人を見、物を見るようにしましょう。

聴=相手の話に心をかたむけよく聞くようにしましょう。

思=まごころをこめて相手のことを思いましょう。

企業経営は、多様な価値観のなかで人とどう向き合うかにかかっています。

そんな企業の健全な発展に寄り添えるよう尽力していきたいと思っています。

この記事を書いた人

社会保険労務士法人つむぎ

社会保険労務士 川端努

2003年個人事務所開設から、2020年社会保険労務士法人を設立し、新たなスタートを踏み出しました。
お客様から頼りにされることをやりがいとし、常に丁寧に業務を行うよう心掛けてきました。
現在は、労務監査を積極的に提案し、お客様の将来を見据えたサポートを目指して、スタッフとともに成長できるよう奮闘中です!

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